
Kosshi
シンプルで高速なアウトライナー

「作る人のための道具を作る」というのが、最近の自分の主題なのですが、これをやっていて気づいたのが、何か作る人のための道具というのは、わりとガチな UX が要求される世界なんですよね。 なぜかというと、何かを作っている人たちというのは、道具の選定が真剣だからです。 毎日のように使うものだし、思考や手の動きに直接食い込んでくる種類のものなので、ちょっとした挙動の違いが、ものを作るリズムにそのまま影響してきます。 なので、フィードバックも細かい。何を入れて何を入れないか、画面のどこに何が出るか、キーボードのどのキーで何が起きるか、 そういう一つ一つに、はっきりこうあって欲しいという思いがあります。 誤魔化しが効かないんですよね。「とりあえずこんなもんで」みたいなレベルでは、採用されません。
続きを読む →自分は昔から、ものを作るのは好きなんですが、それを世の中に伝える、いわゆる「発信」というやつが、とにかく苦手な人間です。SNS もすぐに放置してしまうし、何か別のことを始めてみても、忙しくなるとすぐに無風になってしまう。自然な振る舞いで発信できる人たちは、率直にうらやましいです。 最近はもう、半ば諦めかけているところもあります。 中でも X、というか Twitter は、昔は素朴につぶやいていればよかった場所だった気がするんですが、最近は「みんなとコミュニケーションをとってください」とやんわり圧をかけられているような雰囲気があります。飲み会で人に話しかけられず隅っこに座りがちな自分にとっては、微妙に落ち着かない場所だったりします。それでもまあ、なんとか対人コミュニケーションモードを起動してぽつぽつやっている
続きを読む →『つくれなくなったくま』という絵本を作りました。 なおよしさんのブースで販売予定なので、興味のある方は なおよし さんのアカウントをご確認ください。 学生のころから、プログラミングをやったり、小説を書いてみたり、絵の練習をしたり、色々つくっていたけど、世の中に出したものって、結局ほとんどないです。 いま振り返ると、たぶん、批判されることを怖がっていたのかもしれないです。
続きを読む →Kosshi を作り始めたばかりの頃、もともと Mac/iOS の開発にそこまで慣れていなかったこともあって、まずは「アウトライナーを作るには、どの機能を組み合わせればいいんだろう」と、Apple のドキュメントをかなり探していました。 でも、これを使えば近いところまで行ける、というものが、なかなか見つかりません。試しに使ってみても、どこかでうまくいかない。 プログラミングの仕事は、基盤になるようなものはたいてい世の中にすでにあって、それをいかにうまく使うのか、というのが大半です。 これまで自分が作ってきたものも、Web サービスにしても普通のアプリにしても、既存のフレームワークやライブラリを組み合わせて、その土台の上に積み上げるような作り方でした。アウトライナーも、最初は同じ感覚で作れるものだと思っていまし
続きを読む →さんこめという小さなロボットを作るぞ、と何度か言ってきたのですが、最近になって少し困ったことに気づきました。 もしかすると僕が欲しかったのは、ロボットそのものよりも、それを作っている時間のほうだったのかもしれない。 これはけっこう困ります。 "作るぞ" と言ってきた本人が、できあがったロボットを欲しがっているのかは、ちょっと別の話だと気づいたからです。 僕は、長らく自分で何かを作って、世に出して、それで食べていきたいと思っていました。 だけど、何を作ればいいのか、どういう軸で活動するのがいいのかは、ずっとはっきりしませんでした。
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